江戸時代から伝わる四十八手の一つである「浮き橋(うきはし)」は、独特な姿勢と深い挿入感が特徴の体位です。
この記事では、浮き橋体位のやり方やアレンジ方法、注意点について詳しく解説します。新たな刺激と親密さを求めるカップルは、ぜひ参考にしてください。
目次
浮き橋(うきはし)体位とは?

浮き橋は、女性が横向きに足を曲げて寝そべり、男性がその背後から挿入する体位です。
この体位では、女性が足を閉じているため、膣圧が高まり、双方に強い快感をもたらします。
また、女性の体が横を向いていることで、通常の正常位や後背位とは異なる挿入感を得ることができます。
浮き橋体位の特徴:
- 独特の挿入角度:女性が横向きになることで、膣内の側面を刺激し、通常とは異なる快感を得られます。
- 高い密着感:男女の体が密着するため、心理的な親密さが増します。
- 多彩な体位への移行:浮き橋から他の体位(例:松葉崩し)への移行が容易で、セックスのバリエーションを増やすことができます。
浮き橋体位のやり方とコツ
浮き橋体位は、女性が横向きに寝て、男性が後ろから挿入するという独特なスタイルの体位です。
通常の正常位や後背位とは異なり、膣の側面を刺激しやすく、深い密着感が得られる のが特徴です。
浮き橋体位の具体的なやり方について、詳しく解説していきます。
1. 事前準備
- 快適な場所を選ぶ
- 柔らかすぎるベッドでは腰が沈みすぎて姿勢を保ちにくくなるため、適度な硬さのあるマットレスや布団の上がおすすめです。
- フローリングなど硬い床で行う場合は、ヨガマットやクッションを敷いて衝撃を吸収 しましょう。
- 女性の腰をサポートするためのクッションを用意する
- 挿入角度を調整しやすくするために、女性の腰の下にクッションや折りたたんだ毛布を敷くと良いです。
- これにより、女性の腰の位置が高くなり、膣の開き方がスムーズになって挿入しやすくなるだけでなく、負担を軽減することもできます。
2. 基本の体勢のセット
女性の体勢
- 横向きに寝る
- 女性は片側を下にして横向きになり、上半身はリラックスさせます。
- 頭の下に枕を敷くことで、首や肩の負担を軽減できます。
- 膝を軽く曲げる
- 膝を胸の方へ引き寄せるように軽く折りたたむ と、膣の角度が調整しやすくなり、挿入がスムーズになります。
- 逆に、足をまっすぐに伸ばすと、深い挿入が可能になります。
- 安定したポジションを取る
- 下になっている腕は枕の下に入れるか、前に出して安定感を持たせると良いでしょう。
- 上になっている腕は、男性の腕や腰に添えることで、より密着感が増します。
男性の体勢
- 女性の背後に回る
- 男性は女性の背後に位置し、片膝を立てるか、両膝をつけた状態で膝立ちの姿勢を取る。
- 立てる膝の角度によって、挿入の深さや角度を調整できます。
- 女性の腰に手を添える
- 挿入をスムーズにするために、女性の腰を軽く支えるように片手を添えると良いでしょう。
- もう片方の手は女性の太ももやお尻に添えて、バランスを取ります。
3. 挿入のコツ
- 最初はゆっくりと角度を調整しながら挿入する
- 女性が足を閉じ気味にすると、膣圧が高まり、より強い締め付け感を得られます。
- 足を少し開くと、奥までの挿入がしやすくなります。
- ピストン運動のリズムを工夫する
- 浮き橋体位では、通常の後背位や正常位と異なり、前後の動きだけでなく、上下の動きも取り入れると快感が増します。
- ゆっくりとした動きでじっくりと攻めることで、膣の側面への刺激が強まり、女性の快感が高まります。
- 密着を意識する
- 男性が女性の背中に軽く体を沿わせるようにすると、より密着感が生まれ、心理的な親密度も高まります。
- 腰を浮かせると、深い挿入が可能になり、Gスポットへの刺激が強くなるため、動きを試しながらベストな角度を見つけましょう。

浮き橋体位のアレンジ方法
快感を倍増させる工夫として、浮き橋体位のアレンジ方法をご紹介します。
1. 足の動きを変えて刺激を変化させる
- 膝を曲げて女性が足を抱えるようにすると、膣の締め付けが強くなり、密着感が増す。
- 足を完全に伸ばすと、膣の奥まで深く挿入でき、普段とは違う快感を楽しめる。
- 片足を後ろに引き、男性がその足を支えると、奥への刺激がさらに強まる。
2. 愛撫を組み合わせる
- 男性は片手で女性の乳房やクリトリスを優しく刺激することで、快感を倍増させることができます。
- 女性も男性の手を自分の体に導いて、より感じる部分を愛撫してもらうように誘導すると、お互いの満足度が高まります。
- 耳元で囁くことで、聴覚からの刺激を加えるのも効果的です。
3. 体位の移行で新たな刺激を得る
- 松葉崩しへの移行
- 浮き橋体位から、女性の上半身を少し起こして後ろ向きに寄りかかると、「松葉崩し」体位に移行できます。
- これにより、挿入の角度が変わり、新たな刺激を楽しめます。
- バック体位への移行
- 女性が片膝を立てると、後背位に移行しやすくなります。
- より奥への刺激を求める場合は、後背位への移行を試してみましょう。
浮き橋体位の注意点
1. 体への負担
- 女性の腰や脇腹への負担:女性の体勢によっては、腰や脇腹に負担がかかることがあります。無理のない姿勢を心がけ、痛みを感じたらすぐに体位を変更しましょう。
2. 挿入の難しさ
- 挿入角度の調整:この体位では、挿入の角度が通常と異なるため、最初は挿入が難しいと感じるかもしれません。ゆっくりと時間をかけて、互いに快適な角度を見つけることが大切です。
まとめ
浮き橋(うきはし)体位は、女性が横向きに足を曲げて寝そべり、男性が背後から挿入する独特な体位です。
- 膣の側面を刺激し、普段とは異なる快感を味わえる
- 密着感があり、心理的な安心感を高めることができる
- 他の体位への移行がしやすく、セックスのバリエーションを広げられる
ただし、女性の腰や脇腹への負担を軽減するためにクッションを活用する、無理のない姿勢を保つことが重要です。
足の動きを変えたり、愛撫を組み合わせたりすることで、より快感を高められるので、ぜひ試してみてください!
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